米株式はまちまちの展開。米4月消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%と市場予想の+5.0%を若干下回りインフレ鈍化が示されました。10カ月連続で伸びが鈍化しておりFRBが今後利上げを見送るとの見方が強まり米中長期の金利は低下。発表後ドルは対主要通貨に対して売られる展開となりました。米株式は利上げ停止を好感し買いが先行する形でスタートしましたが、買いが一巡すると伸び悩み反落。米債務上限問題を巡る不透明感、またインフレ・金利高止まりによる景気の冷え込みへの懸念も根強いようです。
【金標準先物 日足】
NY金6月限は前日比5.8ドル安の2037.1ドルと小幅安。米CPIの発表で利上げ観測が後退し2050ドルを超える水準まで買い進まれましたが、一巡後は伸びが続かず利益確定売りに圧される展開となり伸び悩みました。国内OSE金標準先物4月限は前日比29円高の8848円(21:40)まで買い進まれましたが、ドル円が1ドル135.40円から134.20円台までわずか30分程度で円高ドル安となり円建て価格を圧迫。夜間立会いでは前日比89円安の8733円(00:12)まで安値をつけその後に持ち直し、今朝の日中立会い寄付きは前日比69円安の8750円でスタートしてからは8750~8770円台での横這い推移となっています。利益確定売りに圧された様子ですが、米債務上限問題を巡り市場には不透明感が漂っており「金」の安全資産としての価値が効いています。SPDR金ETF残高も増加傾向が強まってきています。【白金標準先物 日足】
NY白金7月限は前日比3.1ドル高の1119.1ドル。直近高値1148.9ドル(4/21)に迫り1137.9ドルまで瞬間高値を出しています。南ア電力供給の低下により鉱山の生産能力は少なくても増えることはなく生産にどれほどの影響を与えているのかは今後の需給統計により明かになってくるものとみられますが、NY総取組高は2022年7月以来、74,000枚を超える水準まで増加してきました。投機的な動きが予想され、また国内OSE市場においてもトレンドフォローにより海外玉の買いポジションが増加してきています。上振れへの前兆と考えます。
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