週末の米株式市場は反発。ハイテク株中心に買い戻されました。NYダウは前日比466.36ドル高の32196.66ドル。ナスダックは前日比434.039ポイント高の11805.001、S&P500は前日比93.81ポイント高の4023.89。週明けの日本市場も米株式の反発を好感して上昇スタートでしたが、中国の小売売上高、鉱工業生産が発表され前月から悪化し市場予想を下回る内容だったことから伸び悩み、またリスク回避の円買いの動きで円高となっています。
【金標準先物 日足】
本日の国内金標準先物は前日比59円安の7462円で5営業日続落。週末に一時NY金6月限は1800ドルを下回り1797.2ドルまで水準を引き下げたこと、また中国経済指標を受けて円高に振れたことで市場のセンチメントが弱く安値引けとなっています。NY金CFTC建玉明細では3月末をピークに6週連続で投機筋買いポジションが縮小。枚数の規模はわずかですがロング減少ショート増加が続いています。金ETF市場も直近4/19をピークに保有高が減少しており、株式市場のリスクオフの値下がりでキャッシュ化への動きが進んだとみられます。ただコロナショック以降、投機筋ポジションのネットポジション20万枚以下はボトムアウトしてきた水準です。<CFTC建玉明細 NY金>
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