米株式市場では景気減速への懸念もまちまち。中国経済指標の悪化による景気後退リスクが意識されましたが、取引後半には上海のロックダウンが6月に解除される見通しから投資家心理の改善もみられています。NYダウは前日比26.76ドル高の32223.42ドル、ナスダックは前日比142.210ポイント安の11662.791、S&P500は前日比15.88ポイント安の4008.01。東京市場はアジア株が堅調に推移したことから日経平均株価は3営業日続伸となっています。
【金標準先物 日足】
OSE(大阪取引所)の金標準先物の17日終値は前日比114円高の7576円で6営業日ぶりの反発となりました。NY金6月限の入電は一時1800ドルを割り込み1785.0ドルまで売り込まれましたが、過小評価され割安との見方から買い戻す動きが強まり3営業日ぶりの反発で1800ドル台を回復し前日比5.8ドル高の1814.0ドル。国内では3月後半7433円(3/30)から4/20の高値8160円まで16営業日上昇、反転下落し本日まで対等日柄となる16営業日で昨晩の安値7405円をつけ反発したかたちです。4/20史上最高値8160円から昨晩7405円まで755円/g値下がりとボラティリティが高い動きですが、この間のファンダメンタルズでは米国の金融引き締め観測、物価上昇への警戒は大きく変わっておらず、株式市場のセンチメント弱まった影響が金市場にも波及したとみられます。中国ロックダウンも6月に解除される見通しとなり原油価格は変わらずの堅調推移であり、また穀物価格も高止まりしている状態を考えればインフレへ警戒は依然として残るものとみられます。【白金標準先物 日足】
昨日、JM(ジョンソンマッセイ)から2022年プラチナ世界需給見通しが発表されました。このレポートによると白金の世界需要は211.6トンで前年比0.8%増。一方の世界供給は不透明なロシア分については開示されずロシアを除き213トンと前年比5%減。同日、WPIC(ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル)からも市場見通しが発表されていますが、概ね内容は同じく昨年から供給過剰が和らぐ内容となっています。直接、直近の値動きには影響は出ていませんが、中国のロックダウンの解除が進み需給の引き締まりがみられるようになれば供給過剰から供給不足に転じる可能性も低くはないかもしれません。
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