おはようございます。
前日に続き昨晩は米3月卸売物価指数(PPI)の発表。前年同月比+11.2%、コアも+9.2%とインフレ高止まりを示す内容でしたが、発表後は長期金利も低下。前日のCPI発表後も同じような金利の反応でしたが、ブレイナードFRB理事の発言やFOMC議事録による5月FOMCでの金融引き締めが強まるとの見方から米国債売りドル買いが続いてきましたが、テクニカル的に米国債売りの巻き戻しの動きが出ている印象。長期金利低下から株式市場ではハイテク株が買い戻される展開となった模様。NYダウは前日比344.23ドル高の34564.59ドル、ナスダックは前日比272.015ポイント高の13643.587、S&P500は前日比49.14ポイント高の4446.59でNYダウは3営業日ぶり、ナスダック・S&P500は4営業日ぶりの反発となりました。その他米1-3月期企業決算も続いてくることから買戻しの動きがみられたようです。
【金標準先物 日足】
昨日15:15の終値7950円で日中立ち合いの終了後にドル円相場が1ドル126円台まで円安ドル高が進行。NYドル建ても堅調な状態を維持していたことで円建て国内価格は8014円(19:38)まで上昇し、史上最高値で初の8000円台に到達。その後はドル円の円安ドル高も伸びず反転、円高に振れたことにより円建て金価格の上昇の勢いも一服しています。米国の金融引き締め観測も根強く、またロシアも再度ウクライナ南東部に対して攻撃を強める見方もありドル買い圧力やリスク警戒の安全資産買い圧力は材料として残っていますが、相場としてはやや一服感も出てきたか?相対力指数は日足で9日81.35%・14日76.08%、週足で9週86.57%・14週82.06%と警戒域に入ってきており、今週は週末が欧米イースター(復活祭)休暇を迎え、休み前の一区切りが出やすい環境。また週末は満月など非科学的な要因も。GW中の米5月FOMCに向けてドル買い圧力は強いと考えていますが、CMEでのファンドのドル買い円売りポジションの頭打ちや金ETF増加の根雪の上に5日以降NY総取組高の増加がみられることでやや短期筋の買いが積み増された感があり一旦の調整の可能性も強まってきたと捉えています。さらに上昇が強まるかどうかは知る術もありませんが、一旦の調整安を警戒します。
【白金標準先物 日足】
昨日の日中取引で切り返しの強い動きも垣間見えましたが、結局4000円には届かず、同じレンジ内の動きに止まっています。国内でも総取組高の増加も見られず一般玉が買い上げる勢いもみられません。総取組高も細っていることで法人売り玉の買戻し圧力も出にくいとみられ、流動性の低い市場の中での中身のない値動きという印象を持ちます。ドル円相場が下値を支えているため、ドル円相場の巻き戻しの動きが出ると再度下値確認の可能性もありか?
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