おはようございます。
昨晩の米市場では債券売りが広がり再び長期金利が上昇。米NY連銀ウィリアムズ総裁は0.5%の利上げ、バランスシート縮小開始の必要性をメディア出演で語りFRBの急速な金融引き締め観測が強まりました。米株式はこれを嫌い特にハイテク株などは大きく売られる展開。NYダウは前日比113.36ドル安の34451.23ドル、ナスダックは前日比292.508ポイント安の13351.079と前日の反発よりも大きい下げ幅、S&P500は前日比54.00ポイント安の4392.59。米10年国債利回りは2.828%と大幅な伸びを見せています。ECB理事会では金融引き締め姿勢に転換する見方もありましたが、7-9月期に資産購入プログラムを終了する方針は現状維持。終了後、すぐに利上げをおこなう可能性も否定はしませんが、金融引き締めについては時期尚早とラガルドECB総裁はインフレを警戒しつつも現状政策方針の維持の姿勢をみせ、金融引き締め観測が後退しユーロが売られました。
【金標準先物 日足】
昨晩のNY金6月限は金利上昇、またユーロに対するドル高の割高感から押され終値(セツルメント)は前日比9.8ドル安の1974.9ドル。15日はイースター休暇で米市場は休場となりますが、今朝からの日本市場では円相場が再び1ドル126円台に円安が進んでおり円建て金価格を押し上げています。先限2月限で8016円/g(10:07)をつけ史上最高値を更新。本日はドル建て時間外が動いていないため、出来高は薄く流動性が普段より低い市場環境となっています。高値警戒の見方は昨日の指摘通り変わらず。
【白金標準先物 日足】
国内投資部門別建玉内容では先週末8日時点で海外投資家の買い越しポジションがほぼ解消されレンジボトムとなったことが確認できます。ただ総取組高は今週の切り返しでもほぼ変わっておらずレンジ内の方向性のない動きの繰り返しになっている印象です。4000円を上抜く勢いがないと投資妙味もなし。
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