おはようございます。
米株式はダウが反落、ナスダック、S&P500は続落。米10年国債利回りは2.7%を超え、投資妙味の薄れたIT関連のハイテク成長株は昨日に続き売られる展開。NYダウは前日比413.04ドル安の34308.08ドル、ナスダックは299.040ポイント安の13411.956、S&P500は前日比75.75ポイント安の4412.53。また上海ロックダウン(都市封鎖)による中国燃料需要の低迷やIEA加盟諸国の石油備蓄放出が過去最大規模となる見通しで原油価格を押し下げています。
【金標準先物 日足】
NY金6月限は前日比2.6ドル高の1948.2ドルのセツルメントでしたが、インフレヘッジの強まりから一時1974.6ドル(21:39)まで上昇。国内円建て価格では円相場も同時に125.70円台まで円安ドル高が進み、7943円(21:39)の史上最高値を更新で8000円大台目前。今週は米国債入札がおこなわれますが、昨晩は3年債入札の時間帯で安値域1944.0ドル(01:59)をつけ、国内は7818円(02:00)まで高値から125円/g反落した後に、日中取引にかけてじり高基調。国債利回りの上昇が上値抑制要因となるものの旺盛なインフレヘッジが勝り、かつ国内円建て価格は円安ドル高が押し上げ要因。今晩は米CPIの発表と米10年債の入札。【白金標準先物 日足】
3月4300円からの反落後の切り返し戻り高値3974円(3/25)を試す手前で失速し、夜間立ち合いでの高値は3961円止まり。今週は戻り相場の時間帯とみて4000円をトライする動きになると予想しますが、押し上げ要因としてもう一段の円安ドル高が必要か?
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