おはようございます。
米株式は3日ぶりの反発。調整安からの反動高となりました。NYダウは前日比316.01ドル高の34137.31ドル。ナスダックは前日比163.95ポイント高の13950.22。S&P500株価指数は38.48ポイント高の4173.42。昨晩BOC(カナダ中央銀行)は政策金利を0.25%の現状維持発表しましたが、資産買い入れプログラム(量的緩和)を週40億カナダドルから30億カナダドルに減額しテーパリング(緩和縮小)を決定し利上げ開始時期の見通しを2023年から2022年末に前倒ししました。量的緩和を継続している米ドルやユーロに対してカナダドル高が進み、結果資源国通貨高ドル安の動きが広まっています。
【金標準先物 日足】
カナダがテーパリングを発表したことでカナダドルが対ドルで上昇。他の資源国通貨にも影響を及ぼし資源国通貨高ドル安の動きが強まりました。NY金中心限月6月限は前日比14.7ドル高の1793.1ドルがセツルメントで、1800ドルに手が届く水準まで上伸してきています。ドル建て価格は3月末に2番底を確認したW底を形成し上昇してきており、一目均衡表の雲を抜けると三役好転となります。今晩のECB理事会でも大規模緩和政策の継続が予想されており、ユーロ、ドルは未だ緩和策長期化の構え。1~3月の下げ相場からは脱してきたとみられます。
【白金標準先物 日足】
資源国通貨の動きは南アランドにも影響を及ぼしそうですが、南アでは昨日発表されたCPIは予想レンジにとどまり利上げを急ぐ状況にはまだないとみられます。通貨の動きによる影響は限定的とみられますが、本日から開催される気候変動サミットではバイデン米大統領が中国習近平国家主席を招待し出席することになっています。中国においても炭素排出削減に取り組みグリーン金融市場の海外からの参入を促すとされています。いずれ持ち合いからの脱皮の動きになるとみられますが、ただ国内市場ではこのレンジ内での取組高増加が目立ちます。潜在的な価格変動要因になりますが、レンジ内はどうしても上値下値の壁が厚くなりやすい傾向がみられます。レンジ抜けにはきっかけが欲しいところ。
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