金 新型コロナワクチン接種による世界経済成長期待

おはようございます。

週末の米株式は3指数ともに最高値更新。NYダウは前日比27.70ドル高の31458.40ドル。ナスダックは前日比69.70ﾎﾟｲﾝﾄ高の14095.47。S＆P500種株価指数は前日比18.45ﾎﾟｲﾝﾄ高の3934.83。米国では1兆9000億ドル規模の経済対策実現に期待が高まり、また新型コロナワクチンのワクチン接種が進んでいることも経済回復への期待を高めることに繋がっています。ワクチン接種は新興国でも進みつつあり、出遅れた新興国の経済回復も見越した動きがコモディティー価格全般の上昇に影響を与えているようです。

 

【金標準先物　日足】

週末のNY金は小幅安。NY金中心限月4月限は前日比3.6ドル安の1823.2ドル。米長期金利の上昇が上値を重くしている様子です。ただ新型コロナウイルスのワクチン接種が徐々に世界で進んできており、特に新興国のワクチン接種による経済復興を見込んだ動きが出てきているようです。ゴールドマンサックスはワクチン接種により経済成長が進むとして分析。原油価格や他の貴金属の上昇が再び金の「インフレヘッジ」のニーズを高めてきています。

 

【白金標準先物　日足】

怒涛の6連騰。週末のNYでは高値1265.3ドルで前日の高値1281.4ドルは届いていませんが国内は夜間立ち合いで4170円（01:58）と高値更新。今朝の週明けも高寄り気配から4201円（8:45）から始まり11時をまわり4297円（11:04）まで上昇しています。日経平均株価が本日一時3万円に乗せたように市場はワクチン接種による経済成長への期待で楽観ムード広がっています。特に白金の生産国である南アフリカ共和国においてもJ＆J（ジョンソン＆ジョンソン）、ファイザーから変異種コロナ対応でワクチンを確保しており経済回復への期待も高く、投資資金が流入しやすい環境。南ア通貨ランド高も白金高に寄与しているものとみられます。

 

 

 

 

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