金 3連騰でもまだ人気薄

おはようございます。

米株式は続伸。NYダウは前日比59.87ドル高の29883.79ドル。ナスダックは5.74ﾎﾟｲﾝﾄ高の12349.37。英当局が来週にも米ファイザー、独ビオンテックの新型コロナワクチンを認可すると伝えられ欧州時間も株価は堅調でしたが、米ADP全国雇用者数は予想+43.0万人を下回り+30.7万人となり売りが先行するスタートとなりましたが、ワクチン実用化による経済の正常化、追加経済対策成立への期待から買い戻されて堅調な動き。一方で債券売りが強まっており米長期金利は上昇。米FOMCのディレーション長期化観測も金利上昇を抑えることができないほどに金利上昇の流れが続いています。

【NY金　日足】

2日続伸。買戻し主導の上昇とみられますが11月末の上値抵抗1820ドル付近をあっさり突破。高値1835.0ドル（19:33）まで上伸しましたが追随なく反落。米ADP全国雇用者数の発表で反発しましたが上値は取り切れず。今朝方1835.7ドル（06:36）まで回復しましたが、日本時間日中立ち合い時間は足踏み。買戻しの勢いが強まってきましたが、昨晩は名目金利上昇で実質金利もまた上昇でやや金利が意識されているかもしれません。ただチャートは上向きで1880～50ドルを試してくる可能性も出てきていますが、新規買いの勢いが続いてくるか…がポイントか？総取組高は12/1時点で538,042枚でやや減少。

【金標準先物　日足】

3日続伸。夜間立ち合いの高値は6178円（19:32）まで上伸。その後6106円（22:50）まで反落しまた持ち直しましたが夜間取引終了は6157円（5:30）。日中立ち合い寄付きは6157円でスタートしてほぼ横ばいの動きとなっています。国内総取組高は12/2で51,287枚（前日比+543枚）ですが昨日は手仕舞い売りの手口が目立っています。今後は売り手口をこなしながらの上昇になっていくとみられますが取組が軽くなったほうが再び上昇しやすくなると考えます。

 

 

 

 

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