政局混乱と利上げは別問題？

おはようございます。

司法省が元FBI長官のロバート・モラー氏を特別検察官に任命。トランプ政権のロシア疑惑などあらゆる面を捜査していくとのことで、重大な証拠が見つかれば政権運営どころか、大統領としての職を失う事態にまで追い込まれてしまう可能性がメディアで連日報道されています。

政治的な混乱が懸念される中、米株式は3日ぶりの反発。NYダウは前日比56.09ドル高の20663.02ドル。経済指標が堅調となり前日の大きな下げによって安値拾いの買いも出た模様。ドル円は110円台から反発。米長期金利は横ばいで米10年国債利回りは2.23％。


【NY金　日足】

5/18時点のSPDR金ETF残高は前日比1.18トン減の850.71トン。1250ドルを超えた5/17の商いでは取組高が約1万枚増加しており短期筋の新規買いが中心と推測されます。一方昨晩のFEDウォッチでは（1.00-1.25）利上げ予想が78.5％に前日の64.6％から上昇しています。まだチャートは崩れておらず取組高の増加余地も残っていますのでまだ上を目指すと考えていますが、昨日の高値を越える動きにならないと警戒が必要。予想レンジは1,270～1,245ドル。


【東京金　日足】

 押したことでまた緩やかなペースに戻ってしまった形。雲が下値抵抗となり遅行線と実線がじゃれ合いながら推移していく展開を予想。利上げ観測再燃でドルが反発できるかどうか・・・。予想レンジは4,510～4,445円。


【東京白金　日足】

 3日間の下げでほぼ往って来いの下げ。ただNYは買い戻しのなかにあると見られ崩れる下げにはならないと判断しています。利上げ観測が上昇していることから政治的混乱は経済に直結しないという見方が強いようです。予想レンジは3,420～3,330円。


【東京ドバイ原油　日足】

株安に連動し下げた局面がありましたが、急反発。協調減産の延長に対してイラン政府も同意する考えを示し、減産期待が下支えしています。株価の反発も反発要因。予想レンジは37,200～35,200円変わらず。


【東京ゴム　日足】

株価の動きになんとなく連動しているようですが、個人的に方向感掴めず。高値を売り狙いが無難なのか・・・。


【東京とうもろこし　日足】

シカゴは反落し持ち合いのなか。

今月来月のセミナーは以下の予定です。

 

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6月3日（土）「外務員の相場展望」

 

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