ドル高は1コーナーから2コーナーへ

おはようございます。

OPEC総会の減産合意は市場に好感されトランプオン相場を後押し。株高ドル高で米長期金利は上昇。米株式はNYダウは最高値を更新したもののハイテク株などが中心のナスダック総合指数は下落し明暗が分かれています。NYダウは前日比68.35ドル高の19191.93ドル。一方のナスダック総合指数は前日比72.57ポイント安の5251.11。ドル円は114円台を維持。米長期金利は債券売り株式買いの流れで大幅上昇。米10年国債利回りは2.45％。


【NY金　日足】

 取組高は連日減少で人気離散の流れが止まらず。ETF残高も減少の一途です。ドル高の要因は今後、米雇用統計、イタリア国民投票、ECB理事会、米FOMCなど目白押し。ドル高の行き過ぎ場面で転換するときが「金」にとっても転換期となると思われますがそれは・・・。予想レンジは1190～1140ドル。


【東京金　日足】

東京市場もボラティリティが低下し取組高も9万枚割れまで減少。4300円の壁は厚くやはり下値を確認する動きが必然か・・・。予想レンジは4295～4230円。


【東京白金　日足】

チャートの形は三角持ち合いに。東京は「金」次第で悪化するときはそれ以上。予想レンジは3350～3260円。


【東京ドバイ原油　日足】

 素直にOPEC総会減産合意で上昇。米シェールオイル増産などの懸念はありますが、2008年以来のこと。ましてやロシアなどの非加盟国も巻き込んだ協調減産となると2001年以来。2001年は20ドル台まで下げていた原油相場を押し上げ2007年には147ドルまで上昇したのはご存知の通り。もちろん減産だけが理由ではありませんが・・・。予想レンジは38600～35300円。


【東京ゴム　日足】

 中国当局は人民元を切り上げ通貨防衛をしていると見られますが、世界の潮流はドル高一辺倒でなかなか・・・。いつまで続くか・・・。


【東京とうもろこし　日足】

ドル高の進行は米国産の輸出競争力を低下させる要因。動きもありません・・・。



【12/2】

　

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