ギリシャ問題はギリギリまで

おはようございます。
梅雨前線がど真ん中で降ったりやんだりの悪天候です。

ユーロ圏財務相会合ではギリシャ問題に関して合意に至らず。IMFラガルド専務理事は返済期限である今月30日までに返済がなければデフォルトになると強硬な姿勢でギリシャに対して財政改革案を受け入れるよう迫っています。ギリシャの出方次第。

【NY金　日足】

 6/1以来1200ドルを回復。ギリシャのデフォルトリスクが高まり買われてきたそうです。ただここまでの上昇だけではまだ流れを変えるのは難しく、もう一段の上げが必要と思われます。ユーロ建て「金」はレンジ上限。

【東京金　日足】

買い方値洗いが回復してきて4794円（6/2）の高値を試しにいく流れ。ただ6/2とは違い円安による後押しはなくやはり逆張り志向が多いようです。

【東京白金　日足】

突っ込んでも切り返しが弱いです。ギリシャ協議が進まず、このまま月末あたりまでゴタゴタが続くのでしょうか？。デフォルトになればそれで終わりですが、それを避けようとしてお互いが意地を張り合っています。立場上どちらも折れることができないため、解決案は最後の最後までもつれる事になりそうです。アヤ戻しのみで相場が転換する気配がありません。

【東京原油　日足】

米原油在庫の減少は続いていますが、需要が伸びていないこともアタマが重い要因です。きっかけ待ちでしょうか。

【東京とうもろこし　日足】

ファンドが売り玉を乗り換えていますが差引ではポジションを縮小させている様子で、これが国内を下支えしています。シカゴの降雨による作柄悪化懸念は主に「大豆」であり入電では引き続き大豆は懸念材料として堅調さが見えますが、引っ張られていた「コーン」「小麦」に関しては今日はついていってない動きになっています。今だ売りポジションで考えています。

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