米利上げは緩やかに

おはようございます。
今晩は梅雨前線が北上して関東は雨のようです。

今朝未明、米FOMC声明発表で年内利上げの可能性は高まったと見られますが、2016、2017年の金利見通しが下方修正されており利上げされても緩やかなものになるとして株式や「金」などにはやや買い気が戻ったようです。ドル円は序盤124円台までドル高が進んでいましたが、声明後はドル安円高の動きとなり、終わってみれば123円台前半。米10年物国債利回りは2.32％。

【NY金　日足】

ほぼ横ばいの動きで本セッションは終了。FOMC声明発表後ドル安により時間外で反発して高値は1187ドル台まで伸びてはいますが、レンジ内。今晩のギリシャとEUとの交渉も材料になります。

【東京金　日足】

4700円売り4650円買いの小幅な逆張り相場が続いています。先日の黒田発言から今回のFOMCを経過して125円を超える円安は目先けん制されそうなムードと思われます。円安がない限り国内では上値は限定的のように思います。

【東京白金　日足】

一般投資家のほぼ大半は買い方になっていますし、買いを狙っている状況と推測されます。ただ安値が3点ほぼ面あわせしているとはいえ、上向きになっている展開ではなくファンダメンタルズの後押しがない限りは大きな反発はまだ期待できず。

【東京原油　日足】

夜間立会いでは上抜け付近まで迫りましたがまた抜け切れず、ドルの下げと供に下落。EIA週報での週間原油在庫は-270万バレルの減少でしたが、クッシング在庫の増加とガソリン在庫の増加でWTIでは下落し上値が抑えられました。国内は依然レンジ内で横ばい。

【東京とうもろこし　日足】

 シカゴ2日続伸。向こう1週間の降雨を材料に穀物のなかでは大豆が買われており引張られています。また、国内ではファンド機関店の売り玉乗り換えのなか、売りポジションを縮小させていることから強気の見方も出ておりしっかりした動きとなっています。米中西部の降雨に関してはコーンにとって必ずしも買い材料ではないため、咎めはありそうですが・・・。

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