2010年5月6日木曜日

ソマリアの海賊はゴールドマンサックスの子会社

ソマリア海賊の11人の被告が、ゴールドマンサックスの子会社として海賊活動をしていた、と米国の法廷で爆弾発言をした。
海賊のリーダーが“我々はロイド・ブランクファイン(ゴールドマンサックス最高経営責任者)の為に働いている”と証言したとき、法廷内にざわめきが広がったとか。
海賊のリーダーの証言によれば、彼らはゴールドマンサックスが空売りしていた貨物船を襲撃するようにゴールドマンサックスから指令を受けていた。それにより、彼は昨年、4800万米ドルのボーナスを金貨で受け取った。
海賊らは銀行規制の緩和を利用し、2008年の後半からゴールドマンサックスと経営を一体化させた。
この爆弾発言を受け、米国の検察当局はソマリア海賊に銀行法を適用することとし、違法な行為がなかったかどうかの調査に乗り出した。
しかし政府内には“ただの海賊であればいくらでも彼らの違法行為を摘発することができるが、彼らが銀行となると、手出しができなくなる”との声が上がっている。

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