2010年5月6日木曜日

ギリシャの格下げにより

 4月27日(火)のニューヨーク市場の取引時間中に、格付け機関のS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が、ポルトガルとギリシャの格付けを相次いで引き下げた。

 ギリシャのソブリン(国債などの公的機関の債務)格付けは3段階引き下げられ、投機的(ジャンク)等級となる「BBプラス」となった。

 この格付けでは、多くの機関投資家はギリシャ国債を保有できない。

 現在保有しているギリシャ国債は、売却を余儀なくされる。

 ギリシャ国債の価格が大幅に下落しているのだから、損切りのギリシャ国債売りを実行しなければならない。

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