週末19日の米市場では円売りが進行。金融政策決定会合後の日銀の植田総裁の記者会見で、追加利上げに慎重な姿勢を示されたことによって、NYの終わりでは1ドル157.75円と大幅なドル高円安となりました。米株式は3つのデリバティブ(金融派生商品)満期日が重なる「トリプルウィッチング」にあたりで出来高が膨らみ、利下げ期待や押し目買い狙いから買われ上昇。NYダウは前日比183.04ドル高の48134.89ドル、ナスダックは前日比301.260ポイント高の23307.620、S&P500は前日比59.74ポイント高の6834.50と主要3指数揃って2日続伸。週明け22日本日の日本株も上昇。米国でAI関連銘柄が買われたことで日本市場でも関連した銘柄が買われ、日経平均株価は前日比895円18銭高の50402円39銭で取引を終えました。国内の貴金属市場においては、「金」「銀」「白金」が過去最高値を更新しています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】本日22日のOSE金標準先物10月限は前日比573円高の22690円と高値引けで取引を終え、過去最高値を更新しました。週末19日NY市場では前日に発表された米消費者物価指数が市場予想を下回り、過度なインフレへの警戒感が後退し、米利下げ観測が強まりました。NY金中心限月2月限セツルメントは前日比22.8ドル高の4387.3ドルでしたが、今朝のアジア時間序盤から時間外でさらに上伸。アジア時間を4369.9ドル(08:00)で始まり、国内の日中取引終了後には4452.9ドル(16:01)とこれまでの過去最高値4435.3ドル(10/20)を大きく上抜けました。米利下げ観測以外にも、米国がベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕するなどカリブ海では緊張が高まっており、週明け本日の金上昇に大きく影響を与えています。またウクライナとロシアの地政学リスクも買い材料に。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 本日22日のOSE白金標準先物10月限は前日比510円高の9665円で日中取引を終了。高値は9844円(12:19)まで過去最高値を更新しましたが、引けにかけては利益確定売りに押された様子。連日の高騰で利益確定売りが出やすかったかもしれません。ただ広州白金先物は前日比7%高で制限高で終了しており、夜間取引からはやや切り返し。
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【2025年】
11/1(東京) 講師:三世一目山人(細田哲生)
10/18(東京) 講師:水上紀行
9/20(東京) 講師:エミン・ユルマズ
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7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
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