週明けの国内株式市場は小幅な反落で終えています。日経平均株価は前日比27円15銭安い38954円60銭で取引を終了。27日に控える衆院選投開票の行方の不透明さから積極的な商いは手控えられているようです。中国人民銀行は本日ローンプライムレートの1年物、5年物ともに25bp引き下げました。予想の20bpよりも大きな引き下げを好感して上海株は上昇。ローンプライムレートに続き預金準備率の引き下げも期待されています。ただ、今週はアジアも欧米も目立ったイベントはないため、材料に乏しく小動き。また、米大統領選への警戒感も高まっており積極的な売買は手控えられている様子。 今週は23日 にカナダ政策金利が発表されます。
【ドル円 週足】
【NY金12月限 週足】
【OSE金標準先物 週足】週間足からの考察。先週末のNY金12月限は前日比22.5ドル高の2730.0ドルのセツルメントで4日続騰。9月に2600ドルを上抜け力強い陽線を引き、その後も継続して上昇。NY金は総取組高も増加傾向が続き18日の推定総取組高は57万枚を超えてきています。同時にSPDR金ETF残高も888トン超えまで増加しており9月以降20トン以上増加しています。
ドル円は9月の日銀金融政策決定会合後に切り返しドル高円安の動きが続いており先週には1ドル150円台に。7月の円買い介入以降12週に渡ってドル売り円買いの動きをとってきた投機筋は9月下旬からドルの買戻しを強いられており先週で3週経過。米大統領選などの要因もあり当面ドル買戻しの時間帯が続くと思われます。
円建てのOSE金標準先物は先週連騰の動きを見せ、21日本日は7連騰目となり前日比42円高の13128円で取引を終えましたが、16:30からの夜間取引においても騰勢は続いており17:08現在本日の終値から62円高の13190円と続伸中。国内週足チャートで全体像を確認すると年初から7月までの上昇の調整を終え、9月からあらたな強いトレンドを作ってきています。『Catch The Wave』で波に・・・
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