おはようございます。
昨日2日に石破首相と植田日銀総裁の初めての面会がおこなわれ、面会後記者団に石破首相は「個人的には現在、追加利上げをするような環境にあるとは考えていない」との認識を示しました。外国為替市場ではこの報道をきっかけにドル買い円売りが加速。19:30頃に144円台前半だったドル円相場は21時台には1ドル145円台、NY市場が明け0時台には1ドル146円台に急速にドル高円安が進み、今朝日本時間が始まってからもドル買い円売りの動きは続いており、27日の総裁選中につけた直近のドル高円安水準146.48円を上抜け、9:30現在146.96円までドル買い円売りが進んでいます。
米株式は堅調な米雇用指標を受けて反発。NYダウは前日比39.55ドル高の42196.52ドル、ナスダックは前日比14.765ポイント高の17925.123、S&P500は前日比0.79ポイント高の5709.54。昨晩発表された米9月ADP雇用者数は14.3万人と前月9.9万人(修正10.3万人)から増加し、市場予想の12.1万人からも大幅に上振れされ労働市場の堅調さが示されました。米10年国債利回りは一時3.8%台まで上昇しています。
【ドル円 日足】
【NY金12月限 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は前日比20.6ドル安の2669.7ドル。米ADP雇用者数の増加を見て利下げ観測が後退し売られましたが、イスラエルとイランの中東情勢も緊迫化していることから下値も限定的。時間外で再び上昇してきておりドル建て価格は9:50現在2679ドル前後で推移。国内円建てのOSE金標準先物8月限は9:57現在、前日比314円高の12591円と大幅に上昇。終値ベースの高値12569円(9/27)を大きく上抜けています。7月の取引中の最高値12679円(7/17)にトライする動きになってきており、ドルの買戻しによるドル買い円売り、また中東情勢絡みでNY金が再び2700ドルを超える勢いを見せ、12800円超えの展開が早々に来るか…?
【NY白金1月限 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金1月限は前日比15.8ドル高の1016.8ドル。OSE白金標準先物8月限は前日比173円高の4735円(10:03)での推移となっています。中国の景気支援策を期待した資源高の流れをきっかけに反発し、7月以来の水準に回復。ドル円の押し上げ効果も手伝っています。中国は国慶節で連休中ですが、連休明けの中国需要拡大が期待。
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