おはようございます。
米株式は反落。米FOMCで3月の早期利下げの可能性が否定されたない内容だったことを受けて売りが膨らみました。NYダウは前日比317.01ドル安の38150.30ドル、ナスダックは前日比345.885ポイント安の15164.011、S&P500は前日比79.32ポイント安の4845.65。FOMC声明文では「委員会はインフレ率が2%に向けて持続的に推移しているという確信がさらに高まるまでは(政策金利の)目標レンジを引き下げるのは適切ではないと考えている」とされ、パウエルFRB議長も「3月利下げの可能性が高いとは考えていない」と述べました。しかし年内での利下げについては肯定し、また3月会合でバランスシートに関する協議を開始することを明らかにしており、『引き締め』から『緩和』への政策変更の方針を市場は確認できたと言えます。
【NY金4月限一代足 日足】
【OSE金標準先物 日足】昨晩発表された米ADP全米雇用報告では市場予想を下回り労働需給の緩和が示されたことでドル売りが優勢となりNY金4月限は一時2074.6ドル(00:11)まで上昇で高止まりで推移。ただ国内円建ての金標準先物12月限は9689円(31日23:46)を高値に徐々にドル安円高に押され下落。FOMC声明発表直後、NY金が2048.8ドル(05:34)まで下落する過程でOSE金標準先物12月限は9611円(05:07)まで下落しましたが、ドル円が1ドル146.00円から147.44円までドル高円安に切り返し、深い下げとはならず前日からは35円安の9636円(10:47)での推移となっています。NY総取組高は作年末12/27の501,113枚から1/30時点で430,328枚まで減少。NY金では早期利下げ観測後退をこの一ヶ月で織り込んできていました。今回のFOMCで3月利下げが否定的だったことでいわば織り込み済み完了とも言えます。FEDウォッチでは3月利下げ予想は36%に低下していますが未だ年6回の利下げが想定されています。今後の経済指標次第で利下げ観測が再燃する可能性もあるとみられ、現在では下振れリスクは少なくなっていると考えます。
【OSE白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物12月限は前日比26円安の4338円で2日続落。中国では中国恒大集団への清算命令により不動産市場への懸念が根強く景気の先行き不透明感が強いです。白金需要の拡大への期待も薄く値が伸びず…。
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