金 ドル円8/7以来の急激な円高で1ドル141.54円に

おはようございます。

米株式は生成AI関連銘柄の上昇で堅調推移。NYダウは前日比62.95ドル高の36117.38ドル、ナスダックが前日比193.282ﾎﾟｲﾝﾄ高の14339.994、S＆P500は前日比36.25ﾎﾟｲﾝﾄ高の4585.59。昨晩はドル円相場が激しく変動。昨日7日、植田日銀総裁は参院財政金融委員会で「年末から来年にかけてチャレンジングになる」と発言。日本時間に官邸に入り岸田首相と会談し出口戦略の基本的な考え方を説明したと伝えられました。日銀が早期に政策修正に動くとの思惑から円買いが進み激しく円高ドル安の動きとなりました。ドル円は日足200日移動平均線（143.32円）を割り込む水準でストップロスを巻き込み一時1ドル141.54円まで円買いが進みました。その後144円台を回復し日本時間を迎えましたが、日本時間でも9:50現在143円台を試す動きとなっています。

【ドル円　日足】

【金標準先物　日足】

NY金2月限は前日比1.5ドル安の2046.4ドルと小幅安。ドル安を背景に底堅く推移していますが、国内円建て価格は円高によって下押し圧力が強まり、金標準先物10月限の安値は一時前日比270円安の9279円（02:47）まで下落。朝の寄付きはドル円が1ドル144円台まで回復したことで前日比149円安の9400円で始まりましたが、その後の円高の動きで再び下落。9315円（10:08）の日中取引安値をつけ9330円台での推移となっています。今晩米11月雇用統計も控えており、雇用悪化を警戒したポジション調整が先んじているものとみられます。

【白金標準先物　日足】

白金標準先物10月限は前日比プラス圏での推移。NY白金1月限が前日比18.3ドル高の912.0ドルと反発していたことで円高の影響は軽妙となっています。昨日までで日中取引のみでの値動きでは「三空」となっていますのでレンジ内のなか、目先は反発か？

 

 

 

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