金 NY金 金利低下も3日続落

 おはようございます。

米NYダウは7営業日ぶりに反落。利益確定売りに押され前日比40.33ドル安の34112.27ドル。ナスダックは金利低下を好感し9営業日続伸となる前日比10.558ﾎﾟｲﾝﾄ高の13650.413。S＆P500は前日比4.40ﾎﾟｲﾝﾄ高の4382.78で8営業日続伸。昨晩は会合での挨拶で米パウエル議長の公の場の発言機会がありましたが、金融政策については言及せず。また今晩討論会が予定されており発言が注目されています。米10年国債入札結果が堅調で買いが先行し米長期金利は低下し4.49％。

【NY金　日足】

【金標準先物　日足】

NY金12月限は前日比15.7ドル安の1957.8ドルで3営業日続落。今週は大きな経済指標の発表がなくFRB高官らの発言が注目されています。米長期金利が低下しており本来であれば金価格上昇要因となりますが、現在は反応がありません。米国債も投機筋の売り込みが膨らみ現在はその買戻しから米国債が上昇（金利は低下）しています。NY金では直近3週間の買いが過去最高のペースで膨らんでいたため、FOMC後は2000ドル達成感、また、まだ追加利上げの可能性を残すFRB高官のタカ派発言からポジション整理の動きが出ていることが推測されます。NY金の1823.5ドル(10/6)～2019.7ドル（10/27）の高安196.2ドル幅でフィボナッチで見る調整目安は1944.7ドル（38.2％）、1921.6ドル（50％）、1898.4ドル（61.8％）になります。国内の金標準先物では8661円（10/6）～9743円（11/1）の高安1082円幅でフィボナッチで見る調整目安は9329円（38.2％）、9202円（50％）、9074円（61.8％）。

【白金標準先物　日足】

NY白金1月限は前日比26.5ドル安の871.5ドル。900ドルを割れ再び安値トライ。国内白金標準先物10月限も遅行線が実線ローソク足に沿った値動きになっています。

 

 

 

 

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