おはようございます。
米株式は続伸 。NYダウは前日比163.51ドル高の34991.21ドルで4営業日続伸。ナスダックは前日比9.46ﾎﾟｲﾝﾄ高の14103.84、S＆P500は前日比7.18ﾎﾟｲﾝﾄ高の4502.88。前日の米10月消費者物価指数（CPI）に続き、米10月卸売物価指数（PPI）も物価上昇率が鈍化で利上げ観測が後退。前日のCPI発表で市場の見方では追加利上げの可能性がゼロとなり、株式市場は好感。PPIでも物価上昇率の鈍化が示されましたが、前日のインパクトが大きかったため反応は大きくなく、金利は織り込み済みの反応となったようです。FEDウォッチでは利下げ観測が前倒しされています。ドル円は前日急落したことから逆に切り返し1ドル151.24円（8:45）で推移。
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
NY金12月限は前日比2.2ドル安の1964.3ドルで3営業日ぶりの反落。利上げ観測が後退し、利下げが意識され始めると強材料となりますが、利下げまでの期待はまだ遠いか？利上げ観測の後退や、米下院でつなぎ予算が可決されたことで株価が上昇しておりリスクオンムード。そのためリスク回避目的の金買いはやや勢いを弱めているようです。OSE金標準先物10月限は前日比1円高の9533円で本日の日中取引をスタート。前日のCPI鈍化でNY金が上昇した際につけた戻り高値9552円を昨晩の夜間取引では一文手前の9551円の高値に留まり越えられず。売り買いは均衡状態が続いています。
【 NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】
NY白金1月限は前日比9.2ドル高の902.0ドル。取組高の減少を伴なう上昇になっていることからショートカバー（買戻し）主導の動きになっているようです。OSE白金標準先物10月限は前日比67円高の4322円で日中取引をスタート。4500～4100レンジの中心付近で売り買い均衡。
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