金 それでも買い進まれている要因

米株式は米経済指標の弱さを受けて下落。NYダウは3日続落となり前日比110.39ドル安の33786.62ドル、ナスダックは反落で前日比97.669ﾎﾟｲﾝﾄ安の12059.557、S＆P500も小幅反落で前日比24.73ﾎﾟｲﾝﾄ安の4129.79。米経済のリセッションが意識され米長期金利が低下しています。

【金標準先物　日足】

昨晩のNY金6月限は前日比11.8ドル高の2019.1ドル。米フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大きく下回る低下、新規失業保険申請件数が前週から増加しており労働市場が悪化していることから景気減速懸念が強まりました。米長期金利低下、ドル安を受けてNY金価格は上昇。国内はドル円が133円台まで円高ドル安に下振れしていることで上値が抑えられています。14時過ぎからドル建て価格が時間外で下落し8570円台まで軟調な展開。上値が限定されていることで週末要因から利益確定売りが出やすくなっているとみられます。持ち合いの時間帯。

【白金標準先物　日足】

NY白金7月限は前日比1.9ドル高の1107.6ドルで4日続伸。国内OSE白金標準先物2月限は夜間立会いで4621円まで高値を伸ばしていますが、急ピッチな上昇ペースから利益確定売りも出やすく高止まりしている様子。強い上昇トレンドは継続しており上値追いの流れは変わらず。

 

 

 

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