おはようございます。
米株式は主要3指数揃って上伸。前日の米3月消費者物価指数(CPI)に続いて昨日発表された米3月卸売物価指数(PPI)も前月比0.5%低下し、インフレ鈍化の傾向が示されました。新規失業保険申請件数も前週から増加し労働市場でのひっ迫感が後退しています。景気減速が意識されるのと同時に次会合の5月FOMCにおいて利上げ停止への期待が高まり前日の下げから反発しています。利上げ停止の観測からドルは売られやすく、特に金融当局者のタカ派発言が続く欧州通貨ユーロ高ドル安の動きが強くなってきています。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】利上げ停止観測からNY金中心限月6月限は前日比30.4ドル高の2055.3ドル。総取組高も48万枚台まで増加してきており安全資産への逃避買いによる資金流入の様子がうかがえます。国内では連日史上最高値を更新しており週足で5週連続高値更新となっていますが、NY市場での史上最高値は2020年8月の2089.2ドルでまだ届いていません。国内OSE金標準先物2月限は今朝は前日比35円高の8669円で寄付き、夜間立会いでつけた最高値8694円(21:55)に迫り上抜け8697円(10:37)まで上伸。アジア時間に入り人民元や新興国通貨などが対ドルで高くなっており対主要通貨全般的にドル安の傾向が強まっています。ドルインデックスの低下がドル建て金価格を押し上げている展開。利上げ停止の観測は高まっていますがインフレが鎮静化するというよりは高止まりする見方が強く、これが景気後退を招くと警戒感が強いようです。また金融システム不安も根強いとみられ来週以降、米主要企業の決算が注目されてくることとなりそうです。【NY白金 日足】
【白金標準先物 日足】2~3月の「往来相場」から「通い相場」へと転換してきています。NY白金7月限は前日比38.0ドル高の1065.5ドルとレンジを切り上げ年初来高値の1100ドル上抜けに向かっているとみています。「金」「銀」に比べて出遅れ感が強く、国内では整理商いが先行して取組高が減少していますが、NY市場では総取組高が徐々に増加してきており資金流入の傾向が顕著に表れてきています。白金の上昇相場はまだ日柄は始まったばかりと捉えています。本日は前日比114円高の4407円(11:20)で推移しており続伸。一目均衡表の雲を上抜けて市場の勢力図に変化が出てきています。昨年11月高値は4633円、下押して2月安値は3930円と703円の下落。この2月から本日の高値で484円戻ってきている計算ですが既に下げ幅の68%戻してきており全値戻しから倍返しへの期待を強く持っています。倍返しとなると[5336円]が想定となります。
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