おはようございます。
週明け4月初日のNY先物市場では原油価格が大幅に上昇。週末にサウジアラビアが5月以降年末まで自主的な減産を発表。OPEC諸国や非加盟産油国も同調するかたちで自主削減に応じ、大幅な減産となることで市場に衝撃を与えました。原油価格高騰でエネルギー株が買われNYダウは前日比327.00ドル高の33601.15ドル。前日まで大きく伸びていたナスダックは反落し前日比32.454ポイント安の12189.452、S&P500は前日比15.20ポイント高の4124.51。米3月ISM製造業景気指数は市場予想を下回り景気の減速感が強まり債券買いが進み米長期金利は低下。対主要通貨でドルは売られています。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】NY金中心限月6月限は前日比14.2ドル高の2000.4ドルでセツルメントを終え、2022年3月以来にセツルメントベースでの2000円ドル台に到達しました。原油価格高騰やISM3月製造業景気指数が弱かったことから景気の減速懸念が強まり安全資産の債券が買われ米長期金利が低下。「金」の安全資産としての価値も高まっています。国内OSE金標準先物2月限は前日比48円高の8417円で寄付き、ドル高円安の影響で押し上げられて8433円(10:04)で推移しています。NY金では直近の三角持ち合いを上抜けた感があり上昇に期待。
【白金標準先物 日足】
レンジがまだ抜けきれず商いが進みにくい価格帯です。NYでは総取組高減少ペースは鈍化してきています。日柄経過を待ちたいところ。
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