おはようございます。
昨晩、英国のクワーテング財務相が9月に発表した大規模減税策のうち、富裕層向けの所得税を45%から40%に引き下げる減税を撤回すると発表。財政不安から急落していた英国債を買い戻す動きが強まり英長期金利が低下しました。米国債にも債券を買い戻す動きが強まり米長期金利も大きく低下。米10年国債利回りは3.643%まで低下し、また米9月ISM製造業景気指数が50.9と2020年5月以来の水準まで落ち込み、米国の利上げペースが減速するとの期待も高まり米株式は新年度初日に大きく反発しました。NYダウは前日比765.38ドル高の29490.89ドル、ナスダックは前日比239.816ポイント高の10815.434、S&P500は前日比92.81ポイント高の3678.43。ただ英国の撤回した富裕層向けの減税は減税策全体で450億ポンドのうち財政負担部分は数十憶ポンドに過ぎず、トラス政権の経済対策に対する市場の懸念が払拭されたわけではなさそうです。11月までに財政再建計画が発表されますが再び波乱を呼ぶことになるかもしれません。
【金標準先物 日足】
英国債が買い戻されたことで債券利回りが大きく低下。NY金12月限は前日比30.0ドル高で1702.0ドルと9/14以来14営業日ぶりにセツルメントで1700ドルを回復。ドル円は昨日1ドル145円台に円安に振れた場面で鈴木財務相からの円安けん制発言で円安が抑えられましたが、今朝からは再び145円を試そうと144.90円付近まで円安が進んでいます。OSE金標準先物日足チャートでは4月高値8160円(4/20)→6月高値8106円(6/13)→9月高値7937円(9/8)を結ぶ高値抵抗ラインに迫ります。このまま金利上昇が一服するとNY金投機筋は7週連続で売り込んできただけにショートカバーの余地が残ります。9/8終値7904円を超えると新値足は再び陽転することとなり、買い方優勢の展開に。また欧州銀に対して債務不安広がりつつあります。クレディスイスでは業績悪化が目立ち、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が13年ぶりの高水準まで上昇してきていることも注目材料。【白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物も本日急騰。NY白金1月限は900ドルを回復し4営業日続伸です。OSE直近終値の高値4069円(9/21)を超えると新値足は再び陽転となります。『逆ザヤに売り無し』の格言通りの展開となるか?ドル建てでは再度950ドルを試す動きと予想します。セミナー予定
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