おはようございます。
米株式はFRBの金融引き締め観測が強まっていることから市場心理が冷え込み続落。NYダウは前日比280.70ドル安の34641.18ドル。金利上昇には弱いハイテク株中心のナスダックは前日比328.386ポイント安の14204.168で2%超えの下落、S&P500は前日比57.52ポイント安の4525.12で終えています。ロシア軍によるウクライナでの民間人虐殺で欧州連合(EU)は追加制裁を発表、ロシア産石炭の禁輸、ロシア船舶の入港禁止などを制裁案に盛り込みました。米国ではハト派として知られる米ブレイナードFRB理事(副議長)が講演で次会合5月FOMCでバランスシートの縮小(QT)を開始する見通しを示し、インフレがあまりに高すぎると警戒心を強調、50bpの大幅利上げの可能性にも含みを持たせる発言をしています。米長期金利は2年債2.524%、10年債2.554%と大きく上昇しています。
【金標準先物 日足】
NY金6月限は前日比6.5ドル安の1927.5ドル。ロシアへの追加制裁でリスク警戒感が強まり高値は一時1948.9ドル(23:03)まで上昇、しかし米ブレイナードFRB理事のタカ派発言から金利上昇に押され1920.9ドル(00:59)まで反落。一方、ドル円相場ではドル高円安が進み、1ドル123円台中盤で推移し、今朝も1ドル124.05円まで円安が進んでいます。円建て価格は海外安を円安で相殺して7610~7650円台での値動きとなっています。今晩(7日03:00)に公開される3月FOMC議事録について、次会合での政策変更を探るため注目度が高かったですが、昨晩のブレイナードFRB理事や他の高官からもタカ派発言が続いており、金市場では次会合での追加利上げやQTについてはすでに耐性ができている印象。むしろドル円相場が再び125円突破となるかどうか…?【白金標準先物 日足】
NYパラジウムがロシアへの追加制裁を理由にロシアからの供給不安が高まりましたが買い一巡後大幅に売り込まれ下落。NY白金も1000ドル回復が達せず下落となっています。国内は4000弱~3700円強のレンジとするとちょうど中間での推移で売り方買い方双方身動き取れない様子。
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