おはようございます。
昨日、アジア時間で原油価格が急騰しNY原油4月限は一時130ドルまで上昇。米欧がロシアに対する追加制裁でロシア産原油禁輸の検討に入ったことが世界経済の先行き不安を募らせました。昨晩の米株式は3営業日続落となりウクライナ情勢への警戒感が強まっています。NYダウは前日比797.42ドル安の32817.38ドル、ナスダックは前日比482.476ポイント安の12830.962、S&P500は前日比127.78ポイント安の4201.09。コモディティ価格も原油や銅などの非鉄金属も高値から反転下落。世界経済への冷え込みもコモディティ価格に影響を及ぼしたようです。
【金標準先物 日足】
NY金4月限は昨日のアジア時間に2005ドルに達しましたが、欧州時間に入り2007.5ドル(19:40)に達した後はロシア・ウクライナの和平交渉がおこなわれる間は一旦反落。米欧がロシア産原油の禁輸を検討と伝えられていましたが独ショルツ首相はロシアからの輸入無しではエネルギー供給が確保できないとし、ドイツはロシアからのエネルギー輸入を停止する計画はないと伝えられると原油価格や金価格が反落しNY金4月限は1964.2ドル(22:41)まで安値を出しました。その後は株価の下落で安全資産への逃避買いから下支えられた動きが続き、日本時間午前3時前に3回目のロシア・ウクライナ停戦協議を終えると再び値を回復していきました。今朝の日中立ち合い開始時にはドル建て価格は2000ドルを回復していましたが、ややもたついた動きから利益確定売りに押されるかたちでじり安の動きとなっています。欧州連合(EU)はロシア産ガスへの依存を約80%削減することを目指すと発表していますが、目新しい材料もなく利食い先行の展開。【白金標準先物 日足】
ロシアとの貿易が遮断されることで自動車販売にも多大な影響が出るとの見方から自動車触媒需要が需要の多くを占める白金価格は下落。原油価格が高値から反落する局面で銅などの非鉄金属も下落しています。インフレへの警戒は強いものの世界経済の冷え込みが懸念され工業用途の多いコモディティ全般が高値から値を落としています。とはいえ、下値が切り上がっている流れは変わらず相場としての調整安と思われます。
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