週末の米株式市場は米国を始め、英国の利上げなど、世界の中央銀行が金融政策正常化へのかじ取りを始めてきたことに対する警戒感から続落しました。NYダウは前日比532.20ドル安の35365.44ドル、ナスダックは前日比10.753ポイント安の15169.682、S&P500は前日比48.03ポイント安の4620.64。また欧州でもオミクロン株の感染拡大が深刻化してきておりオランダのロックダウンやフランス、イタリアの入国制限への動きなど警戒感が強まっています。本日の日本市場もリスクオフムードから日経平均は売り優勢の動きに。
【NY金 日足】
< CFTC建玉明細 NY金 >週末発表されたCFTC建玉明細のNY金投機筋ポジションは4週連続の買い越し縮小。特に集計日の12/14はFOMC直前でしたが「金」だけでなく他の貴金属でも売り越した週だったようです。内訳をみるとロング(買い)の手仕舞いよりもショート(売り)の積み増しが目立ちますので、FOMCのテーパリング前倒しを見込んだ投機的な売り仕掛けがあったとみられます。FOMC後反発しましたが、ショートカバーからやや新規買いが入ったかもしれませんが、まだ取組高も大きくは増加しておらず方向性が定まっていないのかもしれません。今週はクリスマス前の一週間で経済指標などの重要イベントからの材料に欠けますが、1800ドルも上回ったことでパワーバランスの変化も出てくれば次の動きに期待したいところ。【NY白金 日足】
< CFTC建玉明細 NY白金 >NY白金のCFTC投機筋ポジションも4週連続で買い越し縮小。「金」以外の「白金」・「パラジウム」・「銀」ではショート(売り)建玉増加が目立っており同じような傾向が見られました。早期利上げに向かうことで景気減速を見込み、短期売買中心に売り込んだとみられます。FOMC直後は反発しましたが「金」とは異なり上値が重くその後に安値を割り込むなど戻り売りの展開となっています。オミクロン株の懸念が特に欧州で広がっており下げに敏感な環境になっているのかも。
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