週明けの国内商品市況は全面高。GW中、米株式市場ではハイテク株に利益確定売りの動きが出る一方で景気敏感株が買われる展開となり、NYダウは昨日5日に史上最高値を更新しています。堅調な米経済指標の発表が続き、景気回復期待で買いが先行したようです。4日にイエレン米財務長官がバイデン大統領の成長戦略について「景気が過熱しないように金利はいくらか引き上げられる必要があるかもしれない」と米財務長官として政策金利について言及するのは異例として利上げへの警戒感から一時株式市場を動揺させましたが、別のインタビューでは「利上げを予想、またFRBに対して勧めたものではない」発言内容を修正しています。またFRB高官からは忍耐強く金融緩和政策を続けていく主旨の発言も好感し下値が限られた動きになりました。
大型連休明けの国内株式市場も米国株上昇から景気回復への期待も高まり上昇。日経平均株価は518円74銭高の29331円37銭で取引を終えました。
【金標準先物 日足】
連休中NY市場では一時1800ドル手前の1799.5ドル(4日23:05)まで上伸。しかしイエレン財務長官のバイデン成長戦略についての発言が利上げを警戒させ20ドルを超える反落。ただ先週から1800ドルトライ(1795ドル超え)を何度も試してきており、商品市況全般が上昇傾向にありインフレ圧力が強まっているとみられます。国内日足チャートでは雲を抜け出し、本日基準線も先行スパンを追い越して雲抜けし『三役好転』のかたち。週足チャートで雲抜けは6400円台後半とまだ差がありますが、じわりじわりと足場を固めつつ値上がりしてきた印象を持ちます。米国の景気回復で資材価格の上昇もみられインフレ圧力がようやく商品市況にもあらわれてきています。
【白金標準先物 日足】
白金価格も商品価格全般の上昇の流れ。特に生産国が南アフリカに限られる白金については南アフリカ通貨ランドに代表される新興国通貨とドルとの為替の影響を受けやすくなります。特に新興国については通貨安の影響が大きく先進国に比べ新興国国内のインフレ圧力が強まる傾向にあります。そのためロシアやブラジルなどのように利上げを迫られる環境になりやすくなります。南ア経済は他の新興国に比べると経済が安定してるため適度に通貨高の傾向になっていますが、南アランド高ドル安の動きは白金価格を下支え。三角持ち合いの先端部分に差し掛かってきており放れる動きはもう近い?
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