金・白金 レンジ内修正

おはようございます。

米株式は模様眺めの動き。米大手IT企業決算や今晩の米FOMCを控えて積極的な取引は控えられた様子。ＮYダウは前日比3.36ドル高の33984.93ドル。前日に終値高値更新したナスダックは前日比48.56ﾎﾟｲﾝﾄ安の14090.22。S＆P500株価指数は前日比0.90ﾎﾟｲﾝﾄ安の4186.72。引け後に発表されたマイクロソフト1-3月期決算は前年同期比19％増加でしたが市場予想には届かず。一方グーグルの親会社アルファベットは市場予想を上回る決算となりました。今晩には フェイスブック、アップルの決算発表が予定されています。今晩は米FOMC終了後に米パウエルFRB議長の会見、またバイデン大統領が医療・介護分野の投資計画を演説で発表する見込み。前回のインフラ投資計画では財源は法人税率引き上げで賄うとしましたが、今回は富裕層に対する増税でキャピタルゲイン課税や所得税増税などを財源として打ち出すとみられてます。

【金標準先物　日足】

昨晩はドル金利上昇に押されNY金中心限月6月限は前日比1.2ドル安の1778.8ドル。市場では今晩のFOMCで「テーパリング」についての言及があるのかどうか？注目されています。それよりも米国内では食品や日用品などの値上がりが伝えられています。いわゆるインフレ圧力が経済の末端部分に表れているようです。ドル建てでの金価格は日足チャートで雲抜け寸前に位置しておりFOMCの内容に波乱がなければ、雲を抜け出した相場になると考えています。

 

【白金標準先物　日足】

巻き戻しによりドル高の傾向がやや強かったようです。対主要通貨においてもドルが巻き戻されており米長期金利が上昇しました。GW大型連休前に利益確定売りが先導し今朝から水準を切り下げています。ただ国内取引においては日中立ち合い時間における昨日の足との窓（～4274円）を埋めきったかたち。本日の下げも持ち合い押し目と捉えています。

 

 

 

 

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