おはようございます。
米株式は反発。連日上げ下げを繰り返していますが、本日日本時間10:00から開催される大統領候補TV討論会を控えて手控えムードの展開。ただ、郵便投票が進む中でバイデン氏優勢が伝えられており大方バイデン氏勝利のシナリオに市場は傾きつつあり、選挙後の議会通過で大型財政出動が実施されることを想定した動きとなっているようです。債券市場は国債増発の観測から売りが散見され米長期金利の上昇につながっています。NYダウは前日比152.84ドル高の28363.66ドル、ナスダックは21.32ポイント高の11506.01。
【NY金 日足】
昨日は前日の反動から対主要通貨でドル高が日本時間から欧州時間にかけてすすみ、日本時間に1929.4ドル(7:44)の高値をつけたあとは軟調な動きが続きました。NY時間に入り新規失業保険申請件数など米経済指標は良好な数字を示しましたが、昨晩はドル高要因と捉えられたようで米国債利回り上昇につながり金には上値抑制要因となっています。ただ1900ドル以下は安値を拾う動きも見られ安値は1894.2ドル(23:23)までで再び1900ドルを回復し中心限月12月限セツルメントは前日比24.9ドル安の1904.6ドル(2:30)となっています。アジア時間スタートは1910ドルまで回復しておりやや堅調な動き。バイデン氏優勢の見方が強まり大型インフラ投資への期待で国債増発懸念から長期金利が上昇し(債券が売られ)ています。金利上昇は金にとってマイナス(売り)要因ですが、財政赤字拡大といった観点ではプラス(買い)要因。今後FRBが国債購入拡大をすることによって「財政政策」と「金融政策」の両輪が働くことになりますが、新政権が整う前に金利上昇が早いペースで進み過ぎると株式市場にも悪影響となる可能性もあります。まずはこの後のTV討論会で動きが出るのか?
【金標準先物 日足】
円建て価格も昨晩の夜間立ち合いでは軟調な動きが続き6401円(23:40)まで安値をつけました。その後はユーロドルでのドル高が一巡し、ドル円で1ドル104.90円付近までのドル高円安もあり6400円台中盤まで回復しています。日足チャートでは依然として一目均衡表の雲の下ではもちろん、転換線・基準線の下での動き。週足での転換線6531円と基準線6389円の間でレンジ商いを繰り返しています。ただ国債増発懸念のなかの「安全資産」としてはやや力不足の印象を持ちます。
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