おはようございます。
米株式はまちまち。NYダウは前日比60.02ドル安の28248.44ドル。前日の流れを継いでアジア・欧州時間では買いが先行していましたが NY時間に入ると利益確定売りが先行し下落。材料難のなか、株式利回りと長期金利利回りのスプレッド(格差)が3月のコロナ急落前の水準に達してきたこともあり高値警戒感もあるようです。一方のナスダックは勢い変わらず前日比86.75ポイント高の11466.47と4営業日連続の終値史上最高値更新。
【NY金 日足】
中心限月12月限セツルメントは前日比16.1ドル安の1923.1ドル。昨晩もNY時間スタートから軟調な地合いが続き安値1919.1ドル(0:40)まで下落。米中の貿易協議で緊張が和らいだとの観測が続落要因のひとつだったようですが、値動きはチャートの流れそのままだったようです。株式市場ではジャクソンホール会議については『パウエルプット』と呼ばれる下支えに期待が高いようですが、「金」がどのような反応になるかは見守る必要があります。ただこれにより長期の金利が上昇気配となると「金」にとっては下落要因に。今週中には遅行線と実線交差のタイミング。
【金標準先物 日足】
ドル建ての下落に対してドル高円安の動きにより円建ては支えられほぼ横ばいのレンジ。夜間立ち合いは高値6614円(20:32)から安値6561円(00:40)のレンジでの動き。朝はレンジ上限付近から始まり6600円±10円の小動き。ジャクソンホール会議が意識されているのか様子見ムード。ポイントは終値で6496円を下回るかどうかに注目しています。日足チャートの流れは下向きと見ますが下げが強まるには6496円を下回る終値にならないと値洗いが動かず。嵐の前の静寂か…。
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