おはようございます。
米トランプ大統領がノースカロライナ州シャーロットで始まった米共和党全国大会で候補指名を受け再選に向けて2期目の公約を発表。「米国第一」路線の継続を鮮明にし、10か月で1000万人の雇用創出、中国から100万人の製造業雇用を奪還、年内のコロナワクチン開発などの掲げました。27日に受諾演説をおこなう予定。
米株式は続伸。NYダウは前日比378.13ドル高の28308.46ドルでコロナウイルス発生後の戻り高値を更新。ナスダックも前日比67.92ポイント高の11379.72。コロナワクチン開発への期待が相場全体を押し上げました。引き続きハイテク株は買われ相場をけん引していますが、昨日は金融株や航空株など幅広い分野の銘柄も上昇。米10年国債利回りは0.66%に上昇。
【NY金 日足】
中心限月12月限のセツルメントは前日比7.8ドル安の1939.2ドルで2000ドル達成後の終値ベースで安値を更新。昨日アジア時間終了後は欧州株高により欧州通貨が上昇。ドル安に傾きドル建て価格は上昇しNY本セッション開始直前に1970.3ドル(21:19)まで 値を伸ばしましたが本セッション取引開始後は下落基調。欧州株高の流れを引き継ぎワクチン開発などによる期待から米株式も買いが先行。ドルは一転して欧州通貨に対してドル高となり金上昇の圧迫要因になった模様。日本時間朝方まで下落基調は続き1930.8ドル(4:14)まで下落。アジア時間に入り戻りはこれまで1937ドルほどで1930ドル台での往来。やはり終値ベースでの安値を更新していることからまだ下げムードは続いていると考えます。ただ昨日公表されたWGCの週間ベースの世界全体のETF残高は8月第3週では再流入が確認。急落後の2000ドルへの戻りはこの流入によるものだったと推測されますがその後の下落ではどういった出入りになっているか?日足チャートでは一目均衡表の転換線と基準線がデッドクロスし、テクニカル上まだ下値模索の流れで上値切り下げで下値が横這いの逆ペナント型を形成。下抜けを期待。
〈世界の金ETF残高 8/21現在〉
(WGCより抜粋)【金標準先物 日足】
夜間立ち合い高値はドル建て価格上昇と同じタイミングで6672円(21:19)まで上昇。しかしその後は夜間立ち合い終了まで軟調地合いが続き6564円(5:15)まで約100円の下落。日中立ち合いは6580円(8:45)でやや戻って取引がスタートしています。円建て先限チャートでは一目均衡表基準線6617円を下限、転換線6676円を上限としたコアレンジでの動き。昨日の反発局面では戻り水準を維持できず8/12終値6496円を試す流れと考えます。
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