米株式は小幅続伸。昨日日本時間に米ナバロ大統領補佐官の発言報道で為替・株式市場が動揺した動きがありましたが、本人また米トランプ大統領はこの報道を否定し懸念された米中対立についてはまた安堵感が戻った様子。欧州で発表されたPMIも改善を示しNY市場ではリスクオンの流れが続いています。NYダウは前日比131.14ドル高の26156.10ドル。ナスダックは74.89ポイント高の10131.37で終え過去最高値を更新。
【NY金 日足】
3日続伸となり終値セツルメントは前日比15.60ドル高の1782.0ドルとなり終値ベースでの直近高値だった4/14の1768.9ドルを抜け終値としては7年8か月ぶりの高値更新。今朝の日本立会時間9:24に1791.8ドルまで上伸し4/14のつなぎ足高値1788.8ドルを超えると1790~1786ドルでの動きになっています。高値更新となり目先は次の目標が1800ドルの大台となる可能性が高くなりました。総取組高も6/22現在で52万枚台となり5月高値時の53万台を超えてくる先物市場で投機買いが進んでいることになりますが、取組高増加も続くかどうか…。
【東京金 日足】
東京市場では続伸4日目。寄付き後NYドル建て価格の上昇をみて東京は6079円まで上昇。ドル円は昨晩一時106円割れ近くまで円高ドル安が進みましたが、106.50円付近まで戻り海外高の影響を大きく受けています。フロアでは持ち合い抜けとみた一般の買いも散見されておりやや玉の動きが出てきています。NY金が1800ドルを目標とした動きになるとドル円の108~106円での範囲内だと6250~6130円が想定されてきます。日々の上げ幅が緩やかであるため、高値警戒感が薄い様子で目先はまだじり高ムード。
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