米パウエルFRB議長 金融政策に柔軟な姿勢

おはようございます。

みんな大好き牛丼の吉野家が2018年の決算を発表。売上高は増加していますが業績が悪化し9年ぶりの営業赤字に。

9年前の2009年は当時民主党政権下のデフレ真っ只中。

デフレ時期、牛丼一杯200円台の低価格で乗り切ったにもかかわらず、昨年2018年に赤字転落。もちろん材料費高騰もあるでしょうが、一番の要因は人件費のようです。ご存知のとおり今はAmazonなどネット通販が旺盛となりその流通費用が高騰。ドライバーの給与も人手不足解消のために高騰していると聞きます。ネット通販のように業績拡大に伴って人件費が上昇するのであればカバーできますが、業績が伸び悩むなかで人件費上昇というのは企業にとって一番痛いところでしょう。2020年オリンピックに向けて更に業績拡大が見込まれる業種がある一方でこの人件費高騰により業績が圧迫される企業も数多く出てくるのでしょう。



米株式は続伸。NYダウは前日比122.80ドル高の24001.92ドル。ナスダックは28.99ﾎﾟｲﾝﾄ高の6986.07でNYダウとともに5営業日続伸。年末からの憶測も全て織り込まれつつあり足元の景況感に戻った様子。ただ米中協議への過度な期待も冷やされており方向感が掴みにくくなってます。ドル円は108円台前半。米パウエルFRB議長の発言もあり利上げを急がない姿勢をあらためて示唆。米長期金利は30年国債入札低調から債券売りが進み金利上昇。米10年国債利回りは2.74％。

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