東京金 選挙を終えておとなしいですが・・・

昨日の米中間選挙の結果を受けて米株価は大きく上昇。NYダウは前日比で545.29ドル高の26180.30ドル。下院で民主党が過半数の議席を確保したことで米議会は上院共和党、下院民主党のねじれ議会となり、法案成立がスムーズにいきにくくなりました。しかし、株式市場はこの状態がバランス感覚からすれば都合が良いのでは？という見方になっているようです。共和党側からすれば今までのように法案を通すことが難しくなりますが、逆に考えれば廃案に追い込まれることもないということに・・・。とはいえ、米10年国債利回りは3.2％を超えており、楽観ムードから株買い債券売りが加速すると、急激な金利上昇を引き起こし株価急落も招きかねません。

とりあえずイベント経過で市場は落ち着いた様子。

【東京金　日足】

今晩のFOMCでは議長の会見はありませんが声明文が発表されるため、今の「緩やかな金利上昇の継続」が確認できるかどうか？10月のように金利上昇が急ピッチになると株価は調整されやすくなりますので株式市場はそこを警戒しているようです。金にいたってはこの選挙で大きく方向性が示されてはいません。しかし、ねじれ議会となった以上共和党と民主党がどこかしらで衝突する場面は避けられないことになりそうで、安全資産としての価値は下がりにくくなったと考えています。東京市場では年初からの引き下げ幅の半値戻しを達成しています。4500円乗せは射程圏と判断。

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11月10日（土）

 

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