一目均衡表の雲を下抜けチャートが悪化したとの見方もありますが、前回のセミナー、または週末レポートでもお伝えしている通り、今回の雲下抜けでは崩落の形ではないと判断しています。高値から調整される日柄が経過し、値動きは収束されてきています。基準線・転換線が横ばいになってきており、ひとつのタームが終了を迎えるのではと考えています。9月の高値(1358.5ドル)以来、長期金利上昇、北朝鮮リスクの低下、FRB議長人事、米株価上昇などを背景に下落基調でしたが一通り弱材料が出尽くしてきた感があります。
今後は米国での税制改革法案の成立に向けて共和党内で調整され議会での成立を目指しますが、オバマケアの見直しもまだ成立しておらず、簡単にはいかない様子。
テクニカルでは遅行線が実線にクロスしかけており、上抜ければ強い相場が復活してきます。今週目立った経済指標などはありませんが、日柄的には今週がポイントになりそうです。
予想レンジは1,305~1,270ドル。
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今後のセミナーは以下の予定です。
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