トランプ政権は慎重？

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、おはようございます。

日米ともに政局が不安定な状況。昨日国会での籠池氏証人喚問では更に疑惑も強まり、安倍政権を揺るがしています。

昨晩イエレン議長の講演の場がありましたが、金融政策については言及はありませんでした。他2017年FOMCメンバーであるカプラン・ダラス地区連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス地区連銀総裁の講演もあり、バランスシート縮小については市場への影響に配慮しておこなうべきと慎重な意見で、また、財政政策によっては経済成長の上振れの可能性があるとしています。

一方注目された米議会でのオバマケア修正法案の採決が延期。まだ不透明感を残す結果となっています。早ければ24日今日にも再び採決される見通し。

採決が延期はされましたが、否決されてはいないため米株式は小幅安に留まっています。NYダウは前日比4.72ドル安の20656.58ドル。米10年国債利回りは2.42％。


【NY金　日足】

 今週に入り値段は回復しています。SPDR金ETF残高も回復し、堅調となっています。トランプ政権の今後を占うオバマケアの代替案採決に警戒感が出ていますので、「金」とってはマイナス要因ではありません。トレンドが回復したとなると目先目標1,247ドルを達成し、次の目標は1,280ドルと考えています。予想レンジは1,280～1,230ドル。


【東京金　日足】

 一般投資家はやや戻り売り姿勢のようです。当面円高の懸念が拭えずらいところではありますが、少しずつ回復に向かっている模様。転換線がまだ上を向いていません。下値を固めながら徐々に上昇すると判断しています。予想レンジは4,480～4,420円。


【東京白金　日足】

直近安値を更新。3,500円割れから買いに入った向きも多かったように感じています。しかし、昨日の下げで再び新値足は陰転しています。予想レンジは3,500～3,330円。

※「金」「白金」の逆サヤが 1,000円以上に拡大してきました！



【東京ドバイ原油　日足】

NY原油は取組高が減るどころか、また増加してきています。先週末のCFTC建玉明細で確認できるとおり今回の下げは買い玉の取り崩し以上に新規売り込みが目立ちます。株式の下げが一服となると急反発の可能性もありと考えています。25日にはOPECの減産遵守率が確認されます。予想レンジは35,300～33,300円。


【東京ゴム　日足】

完全に敗戦処理の時間に入ってしまいました。27日（月）が納会です。



【東京とうもろこし　日足】

シカゴでは月末作付け意向調査が出ますが、その前に底値を舐めに行きだしています。350セント辺りまでと見ていますが・・・。

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