2016年9月6日火曜日

南ア労使交渉 合意至らず

おはようございます。
朝晩は蒸し暑く残暑厳しい日々です。

昨晩は米国市場はレーバーデーのため本セッションはお休み。
昨日の黒田日銀総裁の講演では追加緩和についての明言がなく円高ドル安に振れましたが、現段階でははっきりとした方向性がありません。株式市場も気迷い気味・・・。


【NY金 日足】
雇用統計後に反発。今だドルにはっきりとした方向感はありませんが、1300ドル割れ寸前での反発は「金」の底堅さが垣間見えます。しかし、まだ下降トレンドからの脱却には至っておらずもう一段のドル高の場合には下振れの可能性も残しています。本格上昇への動きは要確認。予想レンジは1345~1305ドル。


【東京金 日足】
 1/2戻りの4386円は到達。ドル円も昨日一時円高ドル安に振れましたが、まだ円安ドル高への流れが終息してはいないようです。半値戻した状態でも取組高は10万枚を維持。ポジションの大きな変化もなく戻り基調は変わらずに2/3戻り4430円➡4482円を目指す流れに。予想レンジは4410~4360円。


【東京白金 日足】
南アの鉱業建設労働組合(AMCU)と鉱山会社の賃金交渉が合意できなかったことが明らかになりました。AMCUは来週から鉱山会社各社と個別に会合を開く予定としていますが、交渉のペースはまだかなり長期間に渡ることが予想され、再び息を吹き返してくる可能性が高くなりました。テクニカル的に調整が入ったところでタイミングも良く、市場も反応しています。半値押し3506円を割れてから反転し、新値足陽転は3576円。これをクリアすれば1/2戻り3649円への動き。予想レンジは3630~3510円。


【東京ドバイ原油 日足】
昨日の急騰はサウジとロシアの共同声明に期待が集まった模様。結果的には内容は両国の協力関係を確認したものにすぎず、生産調整など具体的な対策についての言及もなかったことから一時的な動きとなっています。チャートはしばし持ち合いを暗示。予想レンジは30100~28500円。


【東京ゴム 日足】
160~150円のレンジから抜けられず。テクニカルで買いが誘われるかどうかですが継続性には疑問。



 【東京とうもろこし 日足】
 昨日9月限一代高値19890円をとり19910円まで2文抜けましたがあっさり急落。これでひとつ壁が厚くなりました。シカゴ12月限では331.75セントに中心線。これが抜けきれなければ東京市場も下値を追うことになるのでは?

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