おはようございます。
梅雨時期の束の間の晴空。
昨日、夕方夜間取引序盤は欧州株の下落により円高が進行。前日のNYから国内日中立会時間の高値圏106.50円台を割り込み一時106.20円台まで円高ドル安となり、ドル建て貴金属の反応もいまいちなところで国内貴金属は安値をつけています。ドラギ総裁の講演での発言がきっかけで株式をはじめ原油価格などが下げましたが、NY終盤では持ち直しています。米株式は小反落でNYダウは前日比19.86ドル安の17985.19ドル。ドル円もNY時間では107円台を回復。米長期金利は欧州株安で序盤買われ、米10年国債利回りは1.69％に低下。
【NY金 日足】
1250ドル台乗せからさらに強まり1270ドル台で5月初旬の水準に迫ろうとした動き。国内もそうですが、ここからの上昇に立ち塞がるのは歴史的水準まで買われた高値の買い玉たち。来週のFOMCを前にして一気に飛び越えていくのは非常に難儀・・・。予想レンジは1290～1245ドル。
【東京金 日足】
欧州の突発的な要因で円高で押される場面がありましたが、一度上を向きだした相場はしっかり。夜間取引の高値4344円はちょうど目標水準の下げの半値戻り。半値ピッタリとはならず一旦行き過ぎるところが出る傾向がありますのでこの上も想定。ただ利上げ観測については来週の米FOMCを終えるまでははっきりとせず昨晩のような動きも想定しながら。国内はようやく中心ラインに戻ったところで、ここで止まれば戻り売りの展開。予想レンジは4370～4280円。
【東京白金 日足】
昨日は欧州発の下げ要因から「金」に比べ「白金」のほうが大きく反応しました。今のところは国内は「金」の後追いになっていると判断していますので、「金」が下向かない以上は下げは限られると判断しています。半値戻りは達成しておらずもう数手は上昇の余地があるのでは？予想レンジは3520～3410円。
【東京ドバイ原油 日足】
中国・インドをはじめアジア地域の需要は堅調です。国内の原油処理量も前年から伸びています。米国もドライブシーズン前でガソリン需要は堅調。何から何まで買い材料が揃ってきています。トレンドは堅調ながらこの需要に陰りが見え始めるのを見逃さないように。予想レンジは33500～31900円。
【東京ゴム 日足】
取引所の非当業者委託玉は2日連続で大きく買い越しを減少させています。当先サヤは期先が大きく沈み逆ザヤとなっています。これが正常とは言えませんが、相場は行き過ぎが出るのが常です。
【東京とうもろこし 日足】
新値足は11本を達成しています。上げ幅が小幅となり値動きが細かくなってきているので、大きく一押し入ると簡単に転換する危険性もはらんでいますので、押し目買いは要注意。高値更新、または崩れ始めに乗っていくやり方のほうが理に適っていると考えています。
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