おはようございます。
例の連続殺人の被疑者は逮捕され、ひと安心です。春先はこういった事件が多いので気をつけないといけませんね。
今月に入り、ウクライナ情勢による世界的なリスク回避への動きからドル安・円高に振れていましたが、落ち着いてきた様子です。しかしながら、昨晩の米ADP全国雇用者数は13万9,000人と事前予想を下回り、また米ISM非製造業景況指数も悪化。寒波、大雪の影響はあれど、やはりまだ重たく、102.50円台まで上伸したドル円は102.20~30円の動き。
米株式市場は、大きな伸びはありませんでしたが、高い水準での推移となっています。
「NYドル円」は月初のウクライナショックで一旦デッドクロスしたもののこれがダマシとなって再びゴールデンクロス。しかし、ここ一ヶ月の変動幅は大きくないためレンジ相場となっています。上限は2/21 102.83円から下限は2/3 100.77円。
「NY金」は昨日の指摘どおりデッドクロスしており、マイナスのオシレータを拡大。為替同様、結果ウクライナショックがダマシになる可能性が強まってきました。NY市場では類似商品である「NY銀」は先月の下げによるデッドクロス以降、値段はまだ大きな下げには至っていませんが、MACDは下降しています。価格は12日EMAを下回っており、26日EMAを下回ると本格調整です。この「NY銀」に追随するかどうか、「NY金」の12日EMAは1328.3ドル、26日EMAは1307.6ドルです。
「東京金」は今朝の4,408円で終えるとMACDとシグナルがデッドクロスします。もう一度2/26高値4,426円を突き抜けてくるような動きがあれば展開も変わってきますが、4,400円台のせしてからは伸びが止まってきています。高値を越えてくるようなら再び買い出動を考えるべきですが、ここの4,400円のせの横ばい局面では売りは狙わずとも、買玉は一旦逃げておくところでしょうか。
「ブレント原油」は二日続落。軟調な展開は続きます。こちらもウクライナショックが完全にダマシとなってしまっています。国内「中東産原油」は2月末の安値を下回り、MACDは下降してゼロラインを下回ってきました。下げの流れはもうしばらく続きそうです。
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