2010年5月28日金曜日

やっぱりデジャブ?

  デジャブーとは、一度も経験したことがないのに、すでにどこかで経験したことがあるように感じること。
 ・2009年1月30日、中国評論通訊社は中国が米国債の保有額を減らすことを検討。翌日、中国政府はこれを否定

 ・昨日、中国のユーロ保有比率検討。今日、中国政府はこの報道を否定。

昨日、当ブログでも指摘しましたが、本気じゃなくあくまでも脅し(牽制球)。本当にやったら自分までも飛んじゃう。やれるはずがない。
   http://okachi5.blogspot.com/2010/05/ny.html

 アメリカの場合、同じように中国に「早く金融危機をどうにかして、立て直さなきゃ米国債売っちゃうぞ」と2009年1月30日に脅され(ユーロ債以上の保有率であるため、更に現実的ではないが)3月にアメリカ政府は、大手19行を実質的に保護する、いわゆる大きすぎる金融機関はつぶさないという方針が打ち出されて株価は6000ドル台でやっととまった。

 ユーロで今起こっていることも同じこと。救済の枠組みは決まったが、足並みの揃っていないユーロを見て一喝!!この辺を理解していれば、今後の相場の流れが読めるのでは。



 

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