バチカンの研究者がレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に隠された“秘密”を解き明かしたと話題になっている。英タイムズ紙が16日に報じたもので、この壁画のなかから「4006年11月1日に人類が滅亡する」という暗号が見つかったという。
驚きの研究結果を発表したのは、かつて米ロサンゼルスのカリフォルニア大学でダ・ヴィンチの研究に携わり、現在バチカンで古文書研究をしているサブリナ・スフォルツァ・ガリツィア教授。彼女は研究を進めていくうちに、ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」のなかで、イエス・キリストの頭上にある半円形の窓に数学的、天文学的な謎があることを発見。さらにこの“ダ・ヴィンチ・コード”は、ダ・ヴィンチが使っていた24時間を表す24文字のアルファベットと十二宮図に関係することが分かった。
これを分析した結果、「4006年3月21日に世界的な大洪水が始まり、同年11月1日に人類は滅亡する。そして人類は新たなスタートをきる」という暗号が隠されていたそうだ。「この壁画を描いた当時、ダ・ヴィンチは宗教的な攻撃を避けるためにこのようなコードを隠しておいたのではないだろうか」と同教授は予測する。
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