24日の米株式はクリスマス前日で半日取引。薄商いの中で堅調さを維持し、NYダウ、S&P500が史上最高値を更新しています。NYダウが前日比288.75ドル高の48731.16ドル、ナスダックが前日比51.462ポイント高の23613.306、S&P500は前日比22.26ポイント高の6932.05。新規失業保険申請件数が前週比で1万件減と2週連続で改善し、雇用市場が急速には悪化していない兆候が新たに示され、景気がソフトランディングするとの見方を後押しする格好となりました。ドル円は1ドル156円割れの水準で膠着。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】[SPDR金ETF残高推移][アジアの金ETF保有高推移(WGC)][NY金総取組高推移]【OSE金標準先物 日足】本日25日のOSE金標準先物12月限は前日比50円安の23102円で出来高も少なく日中取引を終えました。昨晩NY金が短縮取引で日本時間02:45で取引を終了して、その後時間外取引もおこなわれていません。24日のNY金2月限セツルメントは前日比2.90ドル安の4502.8ドルで、高値は日本時間につけた4555.1ドル(24日10:25)。本日、日本市場は今朝から手掛かり材料もなく、23000円台中盤の限られた値動きでしたが、午後に入り中国市場の上海金がやや値上がりしたことで取引終盤に23100円台を回復しています。今晩NY金は休場ですが、日本時間明日の朝8:00からNY金の時間外取引が始まります。金ETFへの資金流入は右肩上がりで増加を続けており、昨晩の発表でSPDR金ETF残高は直近のMAX値を更新。WGC(ワールドゴールドカウンシル)が発表している最新のデータにおいて、アジア地域でも増加傾向が右肩上がりに続いています。12月に入りNY先物市場の総取組高も増加しており、相場を押し上げました。投機的な部分だけでなく、着実に投資マネーが積み上がってきていることが確認できます。
【NY白金 日足】【広州白金先物 日足】【OSE白金標準先物 日足】本日のOSE白金標準先物12月限は前日比762円安の9738円と大幅な値下がりとなりました。前日までの急激な値上がりの反動が出た形です。投機色が強く短期売買が主導する相場展開ゆえに想定内の動きと捉えるべきと考えます。広州白金先物でも「三空」で売られる典型的なパターンをみせましたが、セツルメントではなく終値の前日比ではプラスに。クリスマス休暇明けの米市場でドル建て価格がどのように動きてくるか?展開をみて値動きについていくべきと考えます。
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