おはようございます。
米株式は主要3指数上昇。NYダウは前日比124.75ドル高の40861.71ドルで反発。ナスダックは前日比369.651ポイント高の17395.531、S&P500は前日比58.61ポイント高の5554.13で共に3日続伸です。昨晩発表された米9月消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.5%上昇と前月の2.9%上昇から低下。市場予想の2.6%上昇も下回りました。ただ食品・エネルギーを除くコアCPIの前月比が0.3%上昇と前月、また市場予想の0.2%上昇からわずかに上昇しており、全体的には強弱まちまちの内容。これによって大幅な利下げ観測は後退しドル円は1ドル142.50円(21:49)まで上昇しています。米株式は売り先行の展開で始まりましたが、ドル上昇が伸び悩むと米長期金利も低下し株価も反転上昇、ハイテク株主導で買われプラス圏をして取引を終えています。
昨日は日本時間AM10:00から米大統領選討論会がおこなわれました。米CNNの視聴者を対象とした世論調査ではハリス勝利との回答が63%、トランプは37%と討論会後の評価はややハリス側が高かったようです。トランプ前大統領に比べて財政悪化懸念が和らぐとの見方からハリス勝利はややドル安円高要因にはたらいています。また昨日、日銀の中川審議委員が講演で年内の追加利上げに前向きな姿勢を示したことが1ドル141円割れの円高を招いています。本日も日銀では一番タカ派とされている田村審議委員の講演が10:00から予定されており発言が注目されます。
【ドル円 日足】
【NY金12月限 日足】【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は前日比0.7ドル安の2542.4ドル。CPI発表を受けて2529.0ドルまで下落した後、2549.0ドルまで反発。しかしその後は伸び悩み時間外では2540ドル付近での推移となっています。国内OSE金標準先物8月限はCPI発表直後、ドル高円安で11561円まで持ち上がりましたが瞬時に下落。その後円高の動きとそのままに11426円(23:15)まで下落し直近安値を更新しましたが、ドル円が反発して再度11500円台を回復。夜間立ち合いは前日比29円高の11537円で取引を終えています。本日の日中取引もドル円の動きに左右される展開となりそうです。【NY白金10月限 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金10月限は前日比11.9ドル高の956.2ドル。NYドル建て価格のチャートでは一目均衡表基準線を上抜けW底から脱していく兆候が出てきました。WPICからの供給不足が伝えられ反発したかどうかは定かではありませんが売り込んだ投機筋の売りポジションが買い戻されている様子。OSE白金標準先物8月限は前日比64円高の4376円で夜間立会いを終了しています。遅行線に沿って4500円台回復を期待。
セミナー 今後の予定
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