おはようございます。
本日29日(金)で市場は『大納会』を迎えます。年内の取引は今日の29日16:30から明朝30日6:00の夜間立会いをもって終了です。新年年明けは1月4日(木)『大発会』となりますが、1月3日(水)は国内は「祝日取引」がおこなわれ市場では取引されます。
本年はたいへんお世話になりました。
2023年を振り返ると一番印象に残るのはWBCにおける侍ジャパンの世界一ですが(笑)、我々にとってみればやはり『金』の史上最高値更新です。NY金ドル建てでは2152.3ドル、国内OSE金標準先物では10,028円とついに1万円台の大台をつけました。将来的に可能性は高いとしても年内に1万円を達成すると予想するアナリストはいなかったのではないでしょうか?米利上げが年内に停止され来年早々には金融政策が転換し利下げに向かうことが予想されています。商品市場にかかわらず、株式、債券市場なども金融緩和政策によって再び市場での投機マネーが暗躍していくことになり、来年の相場の展開には大きな期待を持ちます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
岡地株式会社 投資相談部
後藤 将
昨晩の米株式はダウが3日連続で史上最高値を更新。NYダウは前日比53.58ドル高の37710.10ドル、ナスダックは前日比4.040ポイント安の15095.136、S&P500は前日比1.77ポイント高の4783.35で年初来高値を更新です。前週の新規失業保険申請件数が市場予想を上回り労働市場の悪化が示されインフレ懸念が後退して、米利下げ観測が一段と強まりました。ドル円は一時1ドル140.24円(00:44)までドル安に振れていましたが、ロンドンフィキシングに向けた買戻しにより141円台まで戻っています。
【NY金 日足】
【金標準先物 日足】NY金2月限は前日比9.6ドル安の2083.5ドル。高値は昨日日本時間につけた2098.2ドル(28日11:59)。OSE金標準先物12月限は前日比62円安の9402円で寄り付きました。NY金は前日に2100ドルに迫り、2093.1ドルで終値ベースの最高値を更新しましたが、高値警戒感から利益確定が先行した様子。総取組高が50万枚を超えてきており新たな投機資金の流入の前兆が見られ年明けの相場に期待大。【NY白金 日足】
【白金標準先物 日足】NY白金1月限は前日比5.3ドル高の1007.4ドル。200日移動平均線を超え買い進まれています。当初は総取組高減少を伴なう上昇だったことからショートカバー(買戻し)が主導する展開でしたが、同時に新規ロングの手口もみられこの数日取組高が増加しています。米利下げによって景気減速を防ぎ『軟着陸』によって経済が支えられるといった楽観ムードもてつだっているのかもしれません。OSE白金標準先物12月限は前日比29円高の4480円で寄り付き4日続伸。直近の終値ベースでの目標は4504円(8/30)となりテクニカル的には上値追い?過去開催の相場セミナー
12/2岡地セミナー(大阪) 講師:水上紀行
お電話でのご相談は 0120-988-528
備考欄に「切り札をさがせ」とコメントを添えてお申込みください
0 件のコメント:
コメントを投稿