金 ドル円1ドル152円に迫る

おはようございます。

米株式は続伸。経済指標が予想を上回り、反落スタートでしたが目先の底打ち感から買い拾われたようです。NYダウは前日比123.91ドル高の33052.87ドル、ナスダックは61.755ﾎﾟｲﾝﾄ高の12851.237、S＆P500は前日比26.98ﾎﾟｲﾝﾄ高の4193.80。今晩、米FOMCが終了し政策金利が発表されますが、追加利上げはなく現状据え置きとなる見通し。ただそれ以上に注目されているのが、米四半期定例入札が米財務省から発表。中東情勢の悪化や11月までの「つなぎ予算」で中長期債の発行規模を約2年半ぶりに引き上げた8月の1030億ドルと同ペースの増額規模で1140億ドル規模への増額が見込まれています。

【NY金　日足】

【金標準先物　日足】

NY金12月限は前日比11.3ドル安の1994.3ドルで5営業日ぶりの反落。2000ドル到達、FOMCイベント前でもあり利益確定に押された様子。前日30日の総取組高は479,789枚で9月末から1か月間で約5万枚増加しています。中東リスクが勃発し安全資産買いが積み増されてきてると推測されますが、同時に投機買いも便乗しているとみられ値動きは今後大きくなることが予想されます。国内OSE金標準先物10月限は昨晩9743円（23:17）の史上最高値をつけ、夜間立会い終了時には9670円まで下落。本日今朝からも寄付き9651円（08:45）から軟調な展開で9630円（10:04現在）で推移しています。ドル円は1ドル151.71円まで円安ドル高が進みましたが、昨年の日銀介入水準ということもあり介入警戒感からドルは上昇が鈍いようです。

【白金標準先物　日足】

NY白金1月限は前日比5.0ドル高の944.9ドルで2日続伸。前日NY白金は30ドル以上の大幅上昇で出来高をこなし総取組高が急減。買戻しが相場を押し上げたとみられ、昨晩のその流れが続いているとみられます。国内は8/31以来2か月ぶりに4500円に到達。NYでは200日移動平均線が970ドル前後に位置しておりもう少し買戻し余力はありそう…。

 

 

 

 

 

 

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