おはようございます。
週末に発表された米8月雇用統計では労働市場の悪化が示されました。非農業部門雇用者数は市場予想(+17.0万人)を上回る+18.7万人でしたが、失業率が前回発表の3.5%から3.8%に悪化。平均時給も前回から前月比、前年比ともに鈍化しました。米長期金利は大きく低下しドル円は一時1ドル144.44円まで大幅に円高ドル安に振れましたが、米長期金利が下げ止まるとドルも買戻され、その後の米8月製造業PMI、米8月ISM製造業景況指数の強さから再び米長期金利が上昇しドル円も往って来いで1ドル146円台に戻しています。米メスター・クリーブランド連銀総裁が「失業率3.8%は依然として低くインフレは高い水準」と発言したこともドルが買われた要因となった模様。米株式はまちまち。NYダウは前日比115.80ドル高の34837.71ドルと米雇用統計の悪化で追加利上げ観測が後退したことを好感して堅調な動きで終わりましたが、ナスダックは前日比3.154ポイント安の14031.814と米金利上昇によって上値が抑えられています。S&P500は前日比8.11ポイント高の4515.77。
【金標準先物 日足】
NY金12月限は前日比1.2ドル高の1967.1ドル。米雇用統計発表を受けて米長期金利が低下し一時1980.2ドルの高値をつけましたが、その後は再び米長期金利が上昇し値を削りました。円建てのOSE金標準先物8月限は雇用統計発表直後円高によって9053円(1日21:47)まで値下がりしたものの、ドル円の円安ドル高がサポート要因となり9100円台を回復。本日朝から堅調な展開が続いており夜間立会い高値9113円を超えると9128円(11:30)と先週の史上最高値9131円に迫る強さを見せています。終値ベース高値は9113円(8/31)であり終値で本日高値更新となるか?※11:38時点9133円をつけ最高値更新。
【白金標準先物 日足】
NY白金10月限は前日比5.7ドル安の968.7ドル。総取組高は8/31時点で70041枚まで減少しており当初の買戻しの勢いは鈍化していると思われます。中国経済への不安はまだ拭えず伸びはまだ今ひとつ。ドル円相場の下支えで相場が維持されている印象です。まだ買戻し余力はあるとみられますが4500円台を超えてこないことには勢いは出ず。OSE白金標準先物8月限は本日前日比1円安の4454円で推移。
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