金 NYダウ8営業日続伸

米株式は続伸。米地銀の好決算でNYダウは8営業日続伸、前日比 109.28ドル高の35061.21ドルで年初来高値を更新。ナスダックは前日比4.376ﾎﾟｲﾝﾄ高の14358.018、S＆P500は前日比10.74ﾎﾟｲﾝﾄ高の4565.72。

【金標準先物　日足】

NY金8月限は前日比変わらずの1980.8ドル、次の中心限月となる12月限は2019.6ドル。昨晩は英消費者物価指数でインフレが鈍化、米住宅着工件数も減少し債券買いが進み長期金利は低下。米実質金利も低下しておりNY金価格を下支えしています。ドル円は一昨日の植田日銀総裁の発言により金融感政策継続の観測が強まり1ドル139円台の水準に戻っています。本日、OSE金標準先物6月限は前日比17円高の8877円で13:42現在推移しています。昨日の終値でテクニカル的に新値足で陽転換しています。MACDはゴールデンクロス直前で8900円をうかがう流れが強まってきています。

【白金標準先物　日足】

NY白金10月限は前日比9.6ドル安の984.8ドル。前日に上値1000ドル乗せを試したものの抵抗を浴び反落した模様。ちょうど200日移動平均線が位置しており意識されている様子。急速な上昇は取組高減少を伴なってきており買戻しが主導したとみられます。国内OSE白金標準先物6月限は本日反落で4営業日続伸からの初押し。4300円台には6月中持ち合い時間がありやや抵抗があるところか？。本日発表された中国最優遇貸出金利（ローンプライムレート）は前回から据え置き。中国不動産大手ディベロッパーが社債の元本償還、利息の支払いについて重大な不確定性があると発表し景気に対する不安が根強く、白金市場にとってはマイナスの要因とされているようです。

 

 

 

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